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2014年5月14日

歯科人間ドックから始める「健康お口生活」

歯科人間ドックはお口に関する精密検査。通常の定期検診と比較して、より高精度の診断結果がわかります。舌癖などの重病の早期発見につながることもあります。

歯科人間ドック

「人間ドック」という言葉をご存知の方は多いと思います。年に1回、自分の誕生日に人間ドックに入っている、といった方もいらっしゃるのではないでしょうか?一般的な人間ドックの目的は、本人が気づかない病気を見つけたり、未然に病気を防いだりして、健康を維持することです。

その概念を丸ごと「歯科」に当てはめたのが、日本歯科人間ドック学会が推奨している「歯科人間ドック(デンタルドック)」です。当院では、歯に特化した「歯科ドック(一次ドックまで)」を行っていますので、大切な歯を守りたい方は、ぜひ一度受診してみてください。

当院では、噛み合わせ、むし歯、歯周検査(形態・色・機能)、食生活の状況、全身の状態、唾液の検査(う蝕、歯周病など)、歯の色など、さまざまな項目に関して詳細に検査し、皆様に提示します。 それによって現状を確認していただき、一生自分の歯で暮らすためのご提案をさせていただきます。

<歯科人間ドックは、こんな方にお勧めです>
・ いつまでもご自分の歯で元気に過ごしていきたい方
・ 糖尿病・高血圧等の生活習慣病を有している方
・ 骨粗しょう症が気になる方
・ 今後妊娠を希望されている方
・ アンチエイジングを目指している方
・ 何年も歯科医院を受診されていない方

歯科人間ドック基本メニュー

歯科人間ドック●健康調査票の記入
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●パノラマX線撮影
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●全身所見
1. 体格:太りすぎ、痩せすぎ (BMIで判定)
2. 姿勢、歩行
3. 皮膚:色素沈着など
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●口腔外検査
1. 健康調査票の確認、血圧、脈拍
2. 唾液検査
3. 視診
4. 触診
5. 顎関節症関連検査
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●口腔内検査
1. 口腔粘膜検査
2. 画像検査:パノラマX線写真の読影
3. う蝕検査
4. 歯周病検査
5. 咬合検査

医院理念

医院理念

私は、当院をこの地域に暮らす皆様にとっての「一生涯のかかりつけ歯科医院」と思っていただけるように、患者様の生活に寄り添った治療計画をご提案していきたいと考えています。そして、地域のコミュニティのように、気軽に来院していただける場所にしていきたいとも思います。

私が治療させていただいた患者様には、お口の中全体をずっとメインテナンスさせていただき、一生のお付き合いをしていただけたら幸いです。そして「ここで治療してもらって良かった」「提案してもらった治療をやって良かった」と言っていただけたら本当に嬉しいです。

患者様に愛され、頼りにされる歯科医・歯科医院に成長していけるよう、今後とも努力を続けていきたいと考えます。

身体に負担の少ないむし歯治療

身体に負担の少ないむし歯治療

一度削られた歯は、二度と再生しません。また、神経を取った歯は、健康な歯に比べて歯質が弱くなってしまいます。そこで当院では、MI治療という考え方のもと「可能な限り自然な歯を残す治療」に取り組んでいます。

また、お子様に限らず「痛いから歯医者は苦手」という方も少なくないでしょう。痛みは恐怖心を生むだけでなく、精神的・身体的なストレスとなりますので、当院では、麻酔の打ち方や麻酔の種類など、さまざまな方法で痛みの軽減を心がけています。なるべく削りたくない、痛いのが怖い、という方はご相談ください。

詳しくはこちら「一般歯科(むし歯治療)」

治療・設置機器

治療・設置機器

当院では、半導体レーザー、炭酸ガスレーザー、アルゴンレーザーといったレーザー機器を導入し、それぞれの特徴を活かして効果的な治療に役立てています。ピンポイントの滅菌に優れた半導体レーザーは根管治療に、そして炭酸ガスレーザーは高度な歯周病治療に活用しています。

また、熱の少なさとは逆にエネルギー量が多いという特徴を持つアルゴンレーザーは、ホワイトニングに使用。安全に留意しながら薬剤の活性化を促すことができるので、歯への照射時間は30秒程度と短くて済み、患者様への負担を抑えることを可能にしています。技術面はもちろんのこと、最新設備により環境面からも高度な治療をサポートいたします。

詳しくはこちら「院内ツアー」

「噛める」「合う」入れ歯

「噛める」「合う」入れ歯

当院では「噛める」「合う」入れ歯を作るために、入れ歯治療・入れ歯製作の流れの中で、2回の型取り(印象)を行います。特に2回目の印象では、筋形成のテクニックを重視。入れ歯が入る範囲をしっかり把握するために、口を動かしたりしながら、筋形成をしっかりと取るように心がけています。

総義歯の場合は、義歯が外れないように、犬歯を含め左右前後にきれいに動くように調整します。また入れ歯は、天然歯とはそもそもの作りが違うことも考慮に入れ、噛み合わせの高さもきっちりと取っています。噛む位置や噛み合わせなどを重視した、ずれない入れ歯をお作りいたします。

詳しくはこちら「入れ歯」

定期検診で健康なお口

定期検診で健康なお口

当院の院長は日本歯科人間ドック学会認定医でもあり、予防歯科に力を入れています。「予防歯科」とは、これまでの「痛くなったら治療する」という考え方とは異なり「お口の健康を維持する」という歯科スタイルのことです。

むし歯や歯周病になってから治療を行うより、半年に一度の定期検診、あるいは1年に一度の歯科ドックによってお口の健康を維持することがベストです。定期的にむし歯菌の増減をチェックするだけでも「今以上に悪化させないために」という対策を、早め早めに立てることができます。つまり、天然の歯を残す最大の秘訣は「予防歯科」なのです。

詳しくはこちら「予防歯科」

重度の歯周病にも対応

重度の歯周病にも対応

軽度の歯周病は、1~3回ほどの歯周病検査によって状況を確認しながら行う徹底したクリーニングで改善可能ですが、それでも改善が見られない重度の歯周病の場合には、外科的治療が必要となります。

当院では、歯周ポケット内部の歯垢や歯石を除去する比較的簡単な手術から、歯周病によって失われた骨を再生して、人工歯の装着を可能とする手術まで行っています。これにより、できるだけ天然の歯を残す治療をモットーにしつつ、重度の歯周病の治療にも対応しています。

詳しくはこちら「歯周病治療」

お子様~20代 将来歯のことで悩みたくないな

年齢別!歯医者のお悩み相談室●むし歯なしの将来を決める大切な時期です
乳歯から生え変わった直後の永久歯はむし歯になりやすいため、特に注意が必要です。ですが、むし歯になっていても、初期の段階であれば、削らずにフッ素入りの歯磨き剤などを用いることで再石灰化させることも可能です。

この年代は、大人になったときにカリエスフリー(むし歯なし)でいられるかどうかを決める大切な時期です。できてしまったむし歯は、この時期に徹底して治療し、予防歯科の定期検診や日々のブラッシングでしっかりケアする習慣を身につけましょう。

詳しくはこちら「一般歯科(むし歯治療)」
 

30代 キレイで美しい口元を手に入れたい!

年齢別!歯医者のお悩み相談室●歯の美しさはビジネスマナーの一環です
対人関係が重要となるビジネスシーンにおいて「第一印象の良さ」は大切なポイントです。そこには、笑顔をより際立たせる「白くてきれいな歯」が不可欠でしょう。ホワイトニングで歯の白さに磨きをかけたり、歯が欠けたり抜けたりしている部分は、機能性と審美性に富んだ素材で治療することをお勧めします。

また海外では、歯が汚い人が差別されたり、見下されたりすることも。それは、欧米諸国などの「メインテナンス先進国」などでは、歯のメインテナンスは常識となっているからです。国際的な活躍をしたい方などは、仕事の技術や能力を磨くのと同様に、歯をしっかりとケアすることも必要となるでしょう。

詳しくはこちら「審美歯科」
 

40代 歯が痛くて仕事に集中できない

年齢別!歯医者のお悩み相談室●歯を失うか否かの境い目です!
若い頃にむし歯の治療を怠ってしまった場合、この年代になるとむし歯が重度化し「もう抜くしかないですね」と言われるケースが増えてくると思われます。しかし、どんなに優れた人工歯でも、生まれ持った自分の歯に勝るものはありません。可能な限り歯を残すために、根管治療を受けてはいかがでしょうか。

根管治療とは、死んでしまった歯の神経を取り除いたあと、歯の根をキレイに洗浄・殺菌することによって歯の維持につなげていく治療です。他院で「歯を抜くしかない」と言われてしまった場合でも、根管治療で残せる可能性がありますので、ぜひ一度ご相談ください。

詳しくはこちら「根管治療(重度むし歯治療)」
 

50代 歯がぐらつくから固いものが食べにくい

年齢別!歯医者のお悩み相談室●若々しさと健康を確保しましょう
多くの方は、子どもの頃から今までの間に、むし歯を治療したり矯正したりして口元の機能を正常に保ち、美しく整えるためのケアや治療を重ねてきたことでしょう。ですが、歯周病を悪化させてしまうと、歯ぐきの色が悪くなったり、あごの骨が溶けて歯並びが変わったりしてしまいます。

また、歯周病が悪化すると、さまざまな全身疾患の要因となることも確認されています。年齢を重ねると免疫力が低下し、全身疾患も起こりやすくなりますので、ご自身の健康を確保するためにも、お口のケアが重要です。

詳しくはこちら「歯周病治療」
 

60代 もっともっと食事を楽しみたい

年齢別!歯医者のお悩み相談室●まだまだ現役で活躍するために
被せ物をした歯が多かったり入れ歯だったりすると、どうしても老けた印象になりがちです。炎症によって歯ぐきの色が悪くなっている場合も同様です。現代において、60代はまだまだ現役です。入れ歯を使うことは、気持ち的にも抵抗があったり、お手入れが面倒だったりするのではないでしょうか。

そんな方にお勧めしたいのがインプラント治療です。インプラントは、あごの骨にチタン製の人工の歯根を埋め込み、それを土台にして人工の歯を装着する方法です。入れ歯のように取り外しの必要がなく、見た目の美しさや機能面でも優れた最新の治療法なので、見た目も良く、生き生きとした気持ちと復活させてくれます。

詳しくはこちら「インプラント」
 

70代~ 発音が上手にできなくて悲しい

年齢別!歯医者のお悩み相談室●しっかり噛んで痴呆を防ぎ、長寿を目指す!
高齢になればなるほど「しっかり噛んで、美味しく食べること」は、生活の中で重要性を増していきます。「口は健康の入り口」と言われるのは、しっかり嚙むことが脳を活性化させ、それが長生きにつながるからであり、奥歯で嚙めて、前歯で噛みきれるという単純なことこそが大切なのです。

入れ歯に関して「ゆるくなってしまってズレる」「痛くて噛めない」といった悩みを諦めてしまっていませんか?最初はぴったり合うように作られた入れ歯も、長く使っている間に少しずつ噛み合わせにズレが生じてしまうので、定期的なチェックで最適な状態に調整することが大切です。

詳しくはこちら「入れ歯」
 

すべての世代の方へ すべての世代で定期検診は必要です

年齢別!歯医者のお悩み相談室

●精密検査なら歯科ドックがお勧めです
むし歯になったり歯が抜けたりすると、治療には長い期間と多くの費用がかかります。どのような種類の治療をするにしても、失った歯を補うのに必要な費用は、検査やメインテナンスにかかる費用よりも高額です。痛い思いをした上で多くの時間やお金を費やすより、事前に予防するほうが賢明です。

そのためには、当院がお知らせする定期検診をご利用ください。さまざまな予防メニューの中から、患者様一人ひとりに適したケアで対応します。また、当院では歯科ドックも行っています。身体の病気を未然に防ぐ人間ドックと同様に、1年に一度、歯科ドックによる徹底したリスク検査で歯の健康を維持してください。

詳しくはこちら「予防歯科」
詳しくはこちら「歯科ドックから始める「健康お口生活」」

自然な歯を大切に残す治療~MI治療

一般歯科

当院では、MI治療という考え方のもと「可能な限り自然な歯を残す治療」に取り組んでいます。MI治療の「MI」は、Minimal Intervention(ミニマル・インターベンション、またはミニマム・インターベンション:最小限の侵襲)の略で「極力歯を削らず、今ある歯をできる限り残す」という意味です。

通常の歯科治療では、むし歯周囲の健康な部分まで広めに削ったり、患部が神経に近い場合には、むし歯治療と同時に神経を取ったりすることがあります。これは、治療した歯が再びむし歯になったり、痛みが起きたり、詰め物が外れたりするといったトラブルを避けるために行うものです。

しかし、歯は一度削られると二度と再生しません。また、神経を取った歯は、健康な歯に比べて歯質が弱くなります。だからこそ、MIによって再生できないう蝕部分だけを慎重に削って歯の負担を減らしたり、神経を取らずに治療して歯の寿命を延ばす、といったことが大切なのです。

天然歯にこだわる理由

一般歯科入れ歯などの人工歯でも、食べ物を噛み砕くことはできます。しかし「噛むことによって伝わる刺激」や「刺激の伝わり方」というのは、神経につながっている天然歯と、そうでない人工歯とでは大きく異なります。その例のひとつは「しっかり噛めることは脳の活成化につながり、痴呆を防止する」といったことでしょう。

最も優れた人工歯といえるインプラントでも、神経とはつながっていないので、そういう観点では、天然歯と比べるとやはり劣ってしまいます。どんなに優れた人工歯でも、全体の噛み合わせや感覚で補うことは不可能であり、形態的にも生理的にも「生まれ持った歯」が最適なのです。

また、削って詰め物をした場合、その際(きわ)から新たなむし歯が発生しやすくなるというデメリットもあります。しかし、状況や長期的な観点からすると、削ったり抜いたりしたほうが良いケースもありますので、削ることのリスクと残すことのリスク、どちらのほうがより重いかを見極めて対処しています。

歯を抜くという選択肢は最終決断

一般歯科削る量を最小限に抑えるのと同様、抜歯に関しても、可能な限り「温存できる方法」を優先しています。ただし、抜歯が必須となるケースもありますので、抜歯は「最終の選択肢」としてお考えください。

抜歯が必要な場合には、温存できない理由(骨が吸収されてしまう。何年も放っておくと歯槽膿漏になり、周りの歯を駄目にしてしまう可能性が高くなるといったこと)をきちんとご説明し、患者様同意の上で抜歯を行います。また、抜歯後の治療方法(インプラントや入れ歯)のご説明もします。

状態によっては、抜いた方が噛みやすくなるケースもありますので、歯を抜いたときと抜かなかったときのメリット・デメリットをきちんとお伝えいたします。もちろん、大切な歯を可能な限り残すための努力は怠りませんので、治療についてのご要望をご相談の上で、納得できるまでご検討ください。

むし歯の進行状態と具体的な治療方法
一般歯科●Co(シーオー:初期う触)
歯が溶け始めてむし歯が始まっていますが、まだ穴があいたり黒くなったりしていない段階なので、フッ素入りの歯磨き剤でしっかり歯みがきすれば再石灰化させることが可能です。

一般歯科●C1(エナメル質う触)
むし歯菌によって歯の表面を覆っているエナメル質が溶かされ、小さな穴ができた状態ですが、象牙質までは達していないので痛みはありません。治療は、むし歯の部分を必要最小限削って、保険適用内の白い詰め物をすることで完了します。

一般歯科●C2(象牙質う触)
エナメル質の下の象牙質までむし歯に侵され始めている状態です。冷たいものや甘いものがしみることがあり、触ると痛みを感じるため、治療の際には麻酔が必要です。むし歯の範囲が小さければC1同様の治療で済みますが、むし歯が歯の深部にまで広がっている場合には、麻酔をして患部を削り、型取りをしてから製作した詰め物を装着します。

一般歯科●C3(神経まで達したう触)
むし歯菌がエナメル質と象牙質を溶かして神経まで到達した状態です。激しい痛みを感じる場合が多く、さらに進行して神経が壊死してしまうと、細菌が根の周囲で炎症を起こして膿が出たり、歯ぐきが大きく腫れたりします。

C3レベルにまで悪化しているケースでは、根管治療が必要となります。麻酔をして、根管治療によって壊死した神経や膿を取り除き、歯の根の中をきれいにしてから被せ物をします。

一般歯科●C4(残根状態)
歯のほとんどがなくなってしまい、根だけが残っている状態です。ここまで進行すると抜歯するケースが多くなりますが、治療可能な歯質が残っていれば、C3のケースと同じように根管治療を行ってから被せ物をします。

可能な限り神経を残すために

一般歯科むし歯が大きくなって痛みが出てきてしまうと、神経を抜く必要性が高まりますが、しみる程度であれば、神経を抜かずに済む可能性も十分にあります。
(※痛みを伴う歯髄炎を起こしている場合には「神経を抜く=抜髄」が必要です)

むし歯が神経の近くまで及んでいたり、むし歯の治療中に歯髄が露出(露髄)したりしても、歯髄の状態が良ければ、むし歯を削った部分に薬を詰め、外部からの刺激を遮断して歯髄を保護します。その治療を覆髄(ふくずい)といい、間接覆髄法と直接覆髄法に分けられます。

間接覆髄法(かんせつふくずいほう)
う窩(むし歯の穴)が深く、むし歯治療が髄角や歯髄腔に近い部分まで及んだ場合、歯髄に加わる刺激を遮断して 歯髄の炎症を鎮めたり二次象牙質の形成を促すことを目的として覆髄をします。これを間接覆髄法(かんせつふくずいほう)と言います。

直接覆髄法(ちょくせつふくずいほう)
露髄してしまった歯に対して行う覆髄処置です。むし歯に感染した象牙質除去後の窩洞で偶発的に露髄(歯髄が外部に露出)したものに対して、露髄が小さく、かつ細菌感染がないものに、歯髄保護とデンティン・ブリッジ形成(象牙質の再生)誘導を目的として行います。

●直接覆髄の適応
・偶発露髄(歯を削っている最中に起こった露髄)
・細菌感染が起こっていないもの
・露髄面の直径が2mm以下のもの

痛みや不快感を緩和する工夫をしています

一般歯科お子様に限らず、痛いから歯医者は苦手という方も少なくないでしょう。痛みは、恐怖心を生むだけでなく、精神的・身体的なストレスとなりますので、当院では、さまざまな方法で痛みの軽減を心がけています。

麻酔注射には「痛くない打ち方」があります。まず、麻酔の針が太いと痛みが強くなるため、極細の注射針を選択しています。さらには、麻酔薬が冷たいと注入したときに違和感が大きく、神経を刺激することで痛みにつながってしまうため、器具や麻酔薬を暖めておくことにも留意します。

また、歯肉の硬いところは痛みを感じやすいので、やわらかいところから徐々に麻酔を打つことや、一定の圧力でゆっくり時間をかけて麻酔を注入していくといったテクニックのほか、患者様とたくさんお話をしてリラックスしていただくといった精神的なケアなどにも留意しています。

表面麻酔
歯科治療では、痛みを抑えるために麻酔をかけますが「麻酔そのものが痛かった」という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで当院では、麻酔の痛みや不快感を軽減するため、針による麻酔注入の前に、表面麻酔を使用しています。

表面麻酔とは、皮膚や粘膜の知覚を麻痺させるために行う麻酔法のこと。麻酔の塗り薬(ジェル)を歯ぐきの表面に塗布することで痛みを感じにくくなり、麻酔の注射針を指すときの「チクッ」とした痛みさえも抑えるようにしています。また、お子様にはガム状の表面麻酔を使用することもあります。

不快感の緩和のために

一般歯科痛みだけでなく、歯を削るときの「キーン」というタービンの音が苦手な方もいらっしゃると思います。そういう方にはイヤホンで音楽を聴いていただき、タービンの音が聞こえないようにすることも可能ですので、遠慮なくご相談ください。

大切な歯だから、むし歯になっても抜かずに残したい!

根管治療

むし歯が神経にまで達してしまった場合、そのまま放置してしまうと抜歯するしかなくなるケースが多くなります。そういった症状でも、可能な限り歯を残すために行うのが「根管治療」です。

「根管治療」というのは、死んでしまった歯の神経を取り除いたあと、歯の根をキレイに洗浄・殺菌し、歯の維持につなげていく治療です。

<根管治療が有効な症状>
●むし歯が悪化して他院で「歯を抜くしかない」と言われてしまった方
●歯の神経を抜いたのに痛みが取れない方、歯ぐきが腫れる方
●歯の根の治療をしているのに、痛みが再発してしまう方

具体的な治療内容

根管治療むし歯の初期の状態では、歯を削って詰め物を入れれば症状は改善されます。ところが、むし歯が神経にまで達して炎症が起きてしまうと、歯の神経が死んでしまって歯の根の先が膿を持ち、歯ぐきが腫れてしまいます。

これを抑えるために、炎症や感染を起こした神経を取り除くことを抜髄(ばつずい)と言いますが、神経が入っていた歯の内部には、汚れや神経の腐敗物質、膿などがあります。その汚れを除去して再感染を防ぎ、根管内を消毒。その後、歯の根の先まで緊密に蓋をします。

精密な治療を心がけています

根管治療根管は、建物で言えば「基礎/基盤」にあたるものなので、歯を長持ちさせるためには適切な治療を行う必要があります。根管治療が不十分なまま被せ物で外側を修復しても、後々に根の先端が化膿して歯を失うことになってしまったり、再治療が必要になったりしてしまいます。

歯科治療の基礎とも言える治療ですが、肉眼ではわかりにくい部分を処置するため、医師の技術力に左右されます。処置如何によっては、かえって歯の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。

そこで当院では、レントゲンや歯科用CTで十分なチェックを行い、拡大鏡などを用いて精密な治療を心がけています。他院では平均30分ほどで行われる抜髄の処置も、当院では、保険適用であっても1時間程度の時間をかけてていねいに行っています。

根管治療の流れ

根管治療歯の状態によって治療の手順や通院期間は異なりますが、大きな流れとしては以下となります。もちろん治療前にしっかり麻酔を効かせた上で処理を行いますので、痛みはほとんどありません。

1. 器具を用いてむし歯になった部分を除去する
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2. 治療しやすいように、神経のスペースに穴をあける
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3. リーマーやロータリーファイルという器具を使い、歯の根の感染した部分を除去する
  ※この際、必要があれば神経を抜く処理(抜髄)をします
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4. 炎症が起こっている根管の先まで薬を詰めて、バイ菌が入ってこないように根管を封鎖する
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5. 根管治療後の歯には、症例により詰め物や被せ物を取り付ける

高度なレーザー治療にも対応しています

根管治療当院では、根管内や根の先端部を滅菌する際に、半導体レーザーを使用しています。レーザー口の先端は、局所的に約1000℃の高温域を作り出すことが可能。その効果がピンポイントで得られるようにコンピュータ制御し、狙った部位だけを殺菌することができます。また、レーザー治療には治癒促進の効果もあります。


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